先日開催されたボカコレ2022秋で、in the blue shirt(アリムラ)さんの初投稿曲「ケース・バイ・ケース」という曲が投稿されました。
アリムラさんご存知ですか?大型ルーキー過ぎるのでご紹介です!
「in the blue shirt」「アリムラ」とは
1991年生まれ、大阪在住、有村崚(ありむら・りょう)によるソロプロジェクト。音楽や映像を楽しく作っています。自身の作品の他、TVドラマの劇伴、CMやWEB広告の音楽も手がける。2022年8月に3rdアルバム『Park with a Pond』をリリース。
biography – in the blue shirt.comより
とのこと。
「in the blue shirt」も「アリムラ」も同じ人を指していて、中の人の名前がアリムラ、グループ名(メンバー1人)がin the blue shirtという感じです。
私はアリムラさんと呼ぶ方が馴染みがある感じがします。
音楽を作る活動をしている方です。
2011年頃から活動しているっぽい…?
まず、in the blue shirt名義で制作を始めたところからお聞きしたいのですが……。
始めたのはたぶん、2011年くらいからだと思うんですよね。この名義をつけたのがいつなのかもハッキリ覚えてないんですけど、
INTERVIEW / in the blue shirt – Spincoasterより
私が知ったのは2015年4月投稿のtoward morningという曲でした。
曲調は歌無し
アリムラさんは歌のない曲を作る方です。
インストとはちょっと違い、一応声(ボーカル?)は入っています。
サンプルを切り刻んで配置する感じです。
以下の曲も動画内に歌詞っぽい文字が表示されてはいますが、英語に当て字しただけのものになっています。
ボカロは使っていなかった
ネット音楽という意味ではボカロと近しい感じはしますが、ボカロは使っていませんでした。
歌詞や歌のある曲ではないですし。
2019年4月のインタビューでボカロについてそのものズバリ訊かれているものがありました。
例えば、初音ミクには息継ぎすることなく延々と早口で歌わせられますが、人間は無理じゃないですか。そういった、生身ではできへんエディットならではの要素が出るようにしています。
――ええ、そういうボーカロイドとかのソフトを使うっていうのも手だと思うんですが。
A:ボーカロイドとか興味はあるんですけど、なかなか手が出なくて。どうしても生身の声を選んでしまう。最新のボーカロイドは技術が進歩してまた違うのかもしれませんが、昔のボーカロイドとかは悪い意味ではなくシンセサイザーやなと自分は捉えてて。デトロイト・テクノの人らが同じリズムマシンを使っていたのと本質的にはノリが一緒かなって思うんですけど。あと、歌を入れる目的としてたい歌を歌わせたいというのがあると思うんですけど。自分は歌詞は恥ずかしいんで入れたくなくて、生身の人間の声のバイブスだけを入れたかったんで。僕の場合は求めるトコが謎なんですよ(笑)。真ん中に歌を入れたいっていうのと、あとはメロですよね。メロは入れたいし、生身の人間に一生懸命歌わせたい。
「めっちゃ頑張って歌ってるけど何も言ってへんみたいなのがヤバい」 関西きってのトラックメイカー、in the blue shirtはなぜ人間成分を失わずに意味を消失させようとするのか | TURNより
ついにボカロ界に参入!
そんなアリムラさんがついに2022年秋のボカコレを機にボカロ界に参入!
歌詞もついてる…。
ミクが歌ってるけどちゃんとアリムラさんの音だ…。
良…
— 新潟VOCALOID愛好会 (@ShindaiVocaloid) October 7, 2022
アリムラさんボカロ界に参入は大型ルーキーすぎる…
ケース・バイ・ケース / in the blue shirt feat.初音ミクhttps://t.co/vbpg3a3jE4 #sm41185287 #ボカコレ2022秋
(井上春)
ボカロ曲としては初投稿なので「ボカロPデビューしてから2年以内」のルーキーです。
予告動画も
本編の投稿に先立って30秒程度の予告動画も投稿されています。
ミクさんとアリムラさんが喋る内容です。
こういうの増えて欲しい
ボカロ外の方が参入してくるの嬉しいですね!
アリムラさんの次のボカロ曲もあるんですかね…?
DTMer~~~~~!!!!
ボカロ曲作ろ~~~~~~!!!!!
コメント