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踊ってみたを撮影するときのコツ

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踊ってみたの撮影のコツ、調べても案外良い情報が出てこないなと思います。
まあただ撮るだけなのでコツもなにもないと言えばその通りなのですが…。

振り付けの覚え方とかの方が需要高いのもあるでしょうしね。

そこで他の動画撮影とは違う、踊ってみたの撮影ならではのコツをご紹介しようと思います!

ちゃんとしたカメラでもスマホのカメラでも共通で使えるコツです。

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井上春

春です。
ボカロ曲を投稿したのでボカロPを名乗ることができます。

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カメラの高さは腰の位置

カメラの高さは腰の高さにしましょう。
数値で言えば地面から80cmぐらいでしょうか。もっと低くても良いと思います。

これ、慣れてない人は胸ぐらいの高さにしがちです。
それだと高過ぎる気がします。

普通の動画撮影より低めに設置するのには2つの理由があります。

スタイルが良く見える

カメラを低めにすることで顔が小さく脚が長く見えるようになります。

以下のツイートが分かりやすいです。

写ってる人のスタイルは変わらないはずなのにカメラの高さが変わるだけで全然違いますね。

遠近法により、カメラから遠い顔は小さく、カメラから近い脚は大きく(長く)写ります。

前後に動いても足が見切れない

振り付けによっては多少前後に移動することがあると思います。
カメラの高さが高いと前(カメラに近付く方)に足を踏み出した時に足が見切れやすくなってしまいます。

ちょっと分かりにくいので画像を用意してみました。


被写体の子はノーコピライトガールさんからお借りしました。

まずカメラの位置が低めの場合こんな感じ↓

次にカメラの位置をさっきより高めにするとこんな感じ↓
※被写体の位置を合わせるためにカメラの角度も変えてます。

で、被写体にちょっとカメラに寄ってもらいます。

そうすると低めの場合はこんな感じ↓

では高めの場合にも同じ距離だけカメラ側に来てもらいます↓

この通り足が見切れてしまいました。

同じ内容をGif画像にしてみましたので改めてご覧ください。


  • スタイルが良く見える
  • 前後に動いても足が見切れない

という理由でカメラは腰の高さを目安に低めに設置した方が良いです!

広めの画角で撮っておく

撮影時は、若干広めの画角で撮っておきます。

広めの画角というのはカメラを遠めにしておくということです。

そもそも理想の画角は

好みとかもありますが、基本となるのは手を上に挙げてバンザイしてもちゃんと収まるぐらいでしょうか。
振り付けで左右に移動しても見切れないことも重要です。

なのでこんな感じ…?↓

カメラでよくある三等分のグリッド線を表示するとこんな感じ↓

今回の話はこの理想の画角よりも若干広めに撮っておこうというものです。

傾き修正用に

なぜ広めに撮っておくかというと、後で編集の時傾きを修正できるようにするためです。

カメラはちゃんと水平にして撮影した方が良いです。
当然撮影時にも気を付けているとは思いますが、後から大きな画面で見た時に微妙なズレに気が付いたりします。


こんな風に、撮影の時には気が付かなかったけど画面が傾いていたとします↓

編集の時に気が付いて、時計回りに回転させるとこうなります↓

地面と空の境目はちゃんと水平になりました。
ただ、回転させたので端っこから見えちゃいけないものが見えてしまってますね。

これを見えないようにするために、回転させた後で拡大します。

では黒いのが見えなくなるように拡大してみます↓

拡大したために足が見切れてしまいました


実際にはこんな大袈裟に傾いていることはないと思いますが、編集の時に拡大できる余地を残しておくと良いでしょう。

予想外に左右に動いた時にも

あとは思ってたよりも左右に動いてしまった時に見切れないようにするためにも広めに撮っておきましょう。

小さく写ってしまったものは後で拡大すれば良いですが、見切れてしまったものを後から復元することはできません。

おわりに

伝わりやすくなればと思い画像を作ってみたりしましたが、伝わりましたでしょうか…?

踊ってみたの撮影編集、井上で良ければ交通費さえ頂ければお手伝いさせていただきます。
ご入用の際はぜひお声掛けください!


踊れるメンバーが集ったらみんなで踊ってみたやるのも良いですね。
井上は踊りませんが。

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