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企画展「ニコニコ動画と初音ミクのキセキ」に行ってきましたレポ

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「ニコニコ動画と初音ミクのキセキ」、通称「初音ミクニコニコ展」に行ってきました。

会場内は写真撮影OKだったので、写真も使って様子を紹介します。
行けなかった方は雰囲気だけでも味わうために、これから行く方は予習用にしていただければと思います。
展示内容自体は実際に現地に行かないと十分に楽しめないかと思いますが、企画内容に網羅的に触れるつもりで書いたので所謂ネタバレが嫌な人は現地で楽しんだ後で読んでいただいた方が良いかも知れません。

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井上春

春です。
ボカロ曲を投稿したのでボカロPを名乗ることができます。

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ニコニコ動画と初音ミクのキセキとは

ニコニコ動画と初音ミクのキセキとは、2023年8月31日に発売から16周年を迎える初音ミクの歴史を振り返る展覧会です。
初音ミクのキャラクター設定上の年齢も16歳なので、2023年は設定上の年齢に実際の年齢が追いついた記念の年ですね。

イベント概要

イベント名
ニコニコ動画と初音ミクのキセキ

会期
2023年8月5日(土)~9月10日(日)

時間
10:00~18:00

会場
角川武蔵野ミュージアム 3F EJアニメミュージアム

チケットについて

  • 前売券:一般 2,000円 / 学生(大学生含む)1,500円
  • 当日券:一般 2,300円 / 学生(大学生含む)1,800円
  • 限定グッズ引換券:2,500円

前売券は会期前の8月4日まで購入できたものです。

限定グッズ引換券は記念フェイスタオルがもらえるものです。引換券のみでは入場できないので、フェイスタオルが欲しい場合は入場券と限定グッズ引換券の両方を購入する必要があります。

チケットは当日会場で購入できる他、イープラスで事前に購入しておけます。
一応人数制限があるようなので、事前に購入しておいた方が安心そうです。
イープラスの場合は支払い(チケットの受取)方法がファミリーマートのみだったので注意が必要かもです。

会場に着くまで

私は8月11日(金・祝)の13時頃に行きました。

会場の角川武蔵野ミュージアムは埼玉県所沢市にあります。最寄り駅はJR武蔵野線の東所沢駅です。
会場までは駅から10分ぐらい歩きますが、直進して1回曲がるぐらいなので道順自体は分かりやすいと思います。

東所沢駅を出たところから「おっ、この人ミク展行くんじゃないかな」って人がチラホラいたんですけど、結果的には別にそうじゃなかったです。

というのも会場の「角川武蔵野ミュージアム」は「ところざわサクラタウン」という複合施設の中の1つなのですが、ところざわサクラタウンは「埼玉・所沢市にある日本最大級のポップカルチャー発信拠点」というキャッチコピーが付いていて、オタクイベントを結構やってるところっぽいです。

会場付近に着いたときはこんな感じでした。右側にかなり行列ができていたのですが、これはリアル謎解きイベントの列だったようです。

どの建物がミク展だか分からなくて遠回りしてしまったのですが、先程の画像だと右側に見える建物が会場でした。

2020年11月にできたばかりの比較的新しい建物のようです。

展示内容

会場内は以下のようになっています。

展示内容 | ニコニコ動画と初音ミクのキセキ | ところざわサクラタウンより

展示系のイベントにしては珍しく、公式サイトにも「会場内はすべて写真・動画撮影OK!」と記載されています。

1. お出迎え

入ってすぐにあるのはフォトスポットです。

2. ミクとニコニコの軌跡

初音ミクとニコニコの歴史を振り返るエリアです。

初音ミクを開発したクリプトン・フューチャー・メディアの伊藤博之さん、
初音ミクが発展した場であるニコニコを運営するドワンゴの横澤大輔さん、
VOCALOIDを開発したヤマハ株式会社の剣持秀紀さんのインタビューが掲載されていたり、

初音ミクやニコニコ動画に関する歴史が「人気タグ」「どのバージョンのミクがいつ発売されたか」などの観点で年表になっていたりします。

初音ミクが取り上げられた雑誌も展示されていました。
撮影は可ですが手を触れるのは不可なので中身は見れません。

このエリアと次のエリアにはフィギュアも多数展示されていました。

3. ミク楽曲の奇跡

情報量的にはこのエリアが一番濃かったと思います。

100万回以上再生されたミク曲のうち25曲がピックアップされ、曲の紹介や作者のコメントが載せられています。

作者への質問項目で「”うちのミク”はどんなミクですか?」というのがあったのですが、十人十色で面白かったです。

取り上げられている楽曲は以下の一覧の通りです。

展示内容 | ニコニコ動画と初音ミクのキセキ | ところざわサクラタウンより

個人的にちょっと嬉しいこともありました。

年ごとの楽曲ランキングの展示もあったのですが、ボーカルが初音ミクの曲限定のランキングになっているのがちょっと珍しいかも知れません。

4. イマーシブ映像

今回の展示の目玉がここだと思います。

イマーシブとは聞き慣れない言葉ですが、「没入感のあるさま」ということで、今回の展示でいうと「でっかいスクリーン3枚に映像が流れるから迫力あるぜ!」みたいな意味です。

上映されるのは2種類で「イマーシブ映像」と「イマーシブギャラリー」です。

展示内容 | ニコニコ動画と初音ミクのキセキ | ところざわサクラタウンより

イマーシブ映像

15曲をまとめた動画で、1周約4分です。
対象となる15曲は会期の前期と後期で入れ替わるようです。

ニコニコ動画らしくコメントも流れてます。床にも映像が映っていました。

曲パートは恐らく毎回同じですが、毎周冒頭に初音ミクが「こんにちは!来てくれてありがとう!」的な挨拶をする部分があります。
ここは9パターンあるそうです。MMDモデルが違うって意味ですかね…?

イマーシブギャラリー

イラストレーターのイラストを約90秒にまとめた映像で、1時間に1回上映されます。

展示内容 | ニコニコ動画と初音ミクのキセキ | ところざわサクラタウンより

時間によってどの方の映像かが変わるのですが、私が見れたのは13:30~の回、千本桜のイラストで有名な一斗まるさんの回でした。

5. これからのコラボレーション

ここはボカコレと超歌舞伎の紹介です。

ボカコレの過去のランキングが載ったパネル、そしてその隣には先日開催されたばかりのボカコレ2023夏のTOP100部門で上位10曲にランクインした曲が上映されています。

こちらの画像に映ってるのはもちうつねさんの「風呂入るプロファイル」ですね。

このスピードで展示できるのはニコニコが関わってるならではですかね?

超歌舞伎も同じような感じで、パネルと映像です。

6. セレブレーション

メッセージエリアとフォトスポットです。

メッセージエリアでは来場者が自由にメッセージを書けます。
単なる文字のメッセージもですが、初音ミクのイラストも多かったです。

フォトスポットは入口にもありましたが、こちらはnecömiさんが描き下ろしたキービジュアルを使用したものです。

7. 物販エリア

物販はまあ普通に物販です。
展示エリア内なら逆走できますが、物販エリアから展示エリアに戻ることはできず、再入場もできないので注意です。

購入できるものは公式ページに掲載されています。

コラボメニュー

ところざわサクラタウン内の飲食店で今回の企画とのコラボメニューが販売されています。

本棟3階の角川食堂ではクレープが、本棟2階のタリーズコーヒーではラテアートが購入できます。
ミク展とは別の建物です。

どのくらいで回れる?込み具合は?

私は展示内の文字は大体全部読んで、会場に入ってから出るまでが1時間ぐらいでした。
イマーシブ映像エリアで差分全部コンプするぞとかするならもっと掛かりそうですね。

客入りとしては混んでる感じではなかったです。
ブログ掲載用の写真を撮っていたのですが、タイミングと角度を調整すれば人が写らないように撮れる感じです。
スタッフの方が「この後イマーシブギャラリー始まりまーす」と呼び掛けていて、その時イマーシブ映像エリアにいた人数を数えたら20人ちょいでした。もちろんエリア外で別の展示を見てる人もいました。

祝日の13時でこんな感じだったので、快適に回れるのではないでしょうか。
8月31日のミク誕周辺や会期終了が近付いたらもしかしたら変わるのかも知れません。

感想

ニコニコ超会議でクリプトンの展示ブースがありますが、あれですね。
規模的はあれより若干大きめ、プラスでイマーシブ映像ブースという感じです。

イマーシブ映像はすごそうな名前ですが、でっかい画面でクロスフェード動画が流れるだけと言えばだけなので…。
マジミラとか好きな人は好きなのかも知れません。私はマジミラはテーマソングが気になるぐらいの興味度なので…。

各クリエイターのコメントは楽しく読めたので良かったです。


イベントは2023年9月10日までの開催です。

16歳の初音ミクが16周年を迎える記念すべき年に、会場で初音ミクをお祝いしてみてはいかがでしょうか。

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