2022年5月10日に以下の記事を当サイトで公開しました。
その後しばらくして、栗田さんのこちらのツイートが目に止まりました。
私以外にも可不カレーについてまとめた人いたんだ~と思いました。
初音ミク=ネギ、鏡音リン=ロードローラーというミーム化が起こってから約15年。令和になってから、可不=カレーうどんが生まれ育つのを目にすることができてとても感慨深い。
— くりたしげたか(Re)🌰ニコニコ代表の人 (@sigekun) May 28, 2022
可不=カレーうどん誕生の経緯はこちらをご覧ください⇒ https://t.co/IZMy1FT703 https://t.co/1JNK8eqdLa
記事を見てみると、5月23日に公開された記事のようです。
……?
これは私の書いたものとほぼ同じでは……?
記事がパクられてる!!
— 井上 春 (@haru1noue) May 28, 2022
まあ別に良いけどさあ!
それなりに時間かけて調べた部分もタダ乗りされるの悲しくなりますね!!!
情報だけなら同じ一次ソースに当たれば同じ内容になるのでたまたまネタ被ったなぐらいにしか思いませんけど、構成までパクられると悲しいですね!!https://t.co/nDvW9LxHnw
パクリだパクリだ!取り上げるしかない!ということで今回の記事公開に至りました。
パクリと判断したポイント
どちらの記事にも共通して以下の内容が書かれています。
- 可不カレーの元ネタはしゃいとさんの動画であること
- しゃいとさんの動画にはさらに鬼躯さんのイラストがあること
- 鬼躯さんのイラストはpiaproとニコニコ静画に投稿されていたこと
- 鬼躯さんがニコニコ静画に投稿したのは、可不発表の直後であること
- 派生動画
- 時系列にまとめたもの
この辺は不問に付す
上記6つに分けた部分のうち、まず1,2は特に問題ないと思います。
可不カレーの説明をしようとすればどうしても避けようがないからです。
調声技術に当時サークルアカウントでツイートしたぐらい驚いたので
また、可不はソングボイスしか発売されておらず歌うことしかできないはずです。
それが見事に喋っているだけでなく、フーフーしたり麺を啜ったり噎せたりしている調声技術も含め話題になりました。
「可不=カレーうどん」の元ネタはこれ!元ネタの元ネタもまとめより
と書いたのが
ひとつ備考を付け加えておくと、CeVIO AIの可不ちゃんは「ソングボイス」しかないので、歌うことはできても、喋ることはできないのです
でも、動画の中では喋ってるし、アツアツのカレーうどんをふーふーして冷ましてるし、麺をすすってるし、むせてるし・・・
こういった見事な調声技術も話題となった大きな要因と言えますね。どうやって調声したんだろう?????
【CeVIO AI】可不ちゃん=カレーうどんの元ネタと関係性まとめより
になっているのは「自分の感想とか無いんかい!」と思いますが、同じ感想を抱いてもおかしくはないです。
5の派生動画の紹介も完全に丸被りですが、まあそういうこともあるでしょう。
可不カレーに触れている動画は数々ありますが、そのうちある程度の知名度・影響力があるものとなると必然的に被ってしまうでしょう。
この辺りは私の記事の独自性だった
3「鬼躯さんのイラストはpiaproとニコニコ静画に投稿されていたこと」
4「鬼躯さんがニコニコ静画に投稿したのは、可不発表の直後であること」
は私の書いた記事における独自性のある部分だったんじゃないかなと自負しています。
まず「ニコニコ静画に投稿されていた」という事実がやや辿り着きにくいんじゃないかと思います。
piaproのイラストが元ネタになっていることは、しゃいとさんの動画の説明文やツイートを見れば簡単に分かると思います。
ただ、ニコニコ静画の方は可不カレー関連動画等からリンクされていたりしません。piaproから静画へのリンクもありません。
私がどう辿り着いたかといえば、鬼躯さんのニコニコプロフィールから静画ページに行き、投稿されているイラスト一覧から該当イラストに辿り着きました。
可不カレーの元ネタを説明するのに必要十分な情報だけを集めようとしたらpiaproに元ネタイラストのがありました、のところで止まってしまうのではないかと思います。
また、過去記事を見ていただければ何となく察せられるかも知れませんが、私は投稿日を確認する癖があります。
piaproよりも先に静画に投稿されているのを見つけ、投稿日を確認し、可不の発表日を確認し、そこまでしてようやく「可不発表後のかなり早い段階で描かれたイラストだった」という情報に気が付けるのでないかと思います。
以上のように、それなりに労力を掛けて調べてまとめていたつもりなので、最終的な調査結果の部分だけタダ乗りで公然の事実であるかのように書かれてしまうと何だかなぁと思います。
私は書いていたが消されてた部分
私は「ちょっと余談になりますが…。」とした上で可不の発売が何度か延期されていた話をそれなりの分量で取り上げていました。
可不カレーの元ネタという話とは関係ありませんが、いつかその辺の延期事情をまとめておきたいなと思っていたので、丁度可不の話題だしということで入れていました。
その部分はリメイク()版では消えています。可不カレーに関係ないですしね。
ただ、一部残骸が残っている部分があります。
それが6に挙げた時系列の部分です。
2021年7月7日:度重なる発売延期を経て、ついに「可不」が発売開始される
【CeVIO AI】可不ちゃん=カレーうどんの元ネタと関係性まとめより
延期の話してないなら「まとめ」の中に延期のこと触れる必要ないですよね。
まとめって既に説明したことについて簡単に要約する感じですよね?
そもそもこういう系の記事で時系列にまとめるのってそんなに一般的でもないような…?全く見ないとかいうわけじゃないですけど。
私は発表時期と発売時期が離れてることとか、発表時期とイラスト投稿時期が近いことを強調するために入れてみましたけど。
長々書きましたが、上記を根拠として該当記事は私の記事をベースに組み立てられたものだろうと考えています。
「可不カレーについて説明しよう」というだけであれば単なるネタ被りですし、同じ一次ソースに当たれば同じような内容になるでしょう。
しかし私が独自に工夫をした部分や私だから書けた(と自負している)部分が含まれていることから、「悲しいなぁ!」ぐらいは言っておきたいですね。
悪いことなの?
悪いことかというと、別にそうでもないんですよね…。
こういう時にパッと思い浮かぶのは「著作権侵害」とかいう言葉じゃないかと思いますが、著作権というのは具体的な表現に対して発生する権利です。
「情報」とか「アイディア」とか「構成」は著作権で保護される対象になりません。
記事内容の大部分をそのままコピペしていたりしたら、しっかり権利侵害です。記事の文章は著作物です。
ただ今回はそういうわけじゃないので著作権法上の問題はありません。
なので権利上の問題は発生せず、冒頭にツイートしていた通り「悲しいなぁ!」という他ありません。
こっちがパクリと思われたら嫌なので
とはいえ感情の面以外にも「パクられました!」と主張しておきたい事情もあります。
可不カレーの記事は「可不 カレーうどん 元ネタ」のようなワードで検索された時に表示されることを想定して書いていました。
記事投稿当時は狙い通りに「可不 カレーうどん 元ネタ」で検索すると一番上に表示されていました。
しかし現在は…

1番上の座を奪われて2番手に追いやられてしまっています。
検索でヒットした複数ページを参照するとして、通常は上位に表示されたページから先に開くと思います。
それで2ページ目に全く同じ内容が書かれていたら「これ、さっきの記事のパクリじゃないか?」となる恐れがあると思います。
なので「違います!パクリじゃないです!」と主張しておきたいのです。
Googleで「可不 カレーうどん」と検索すると、僕のブログが1番トップに表示されるようになりました
— おゆひよこ🐤ボカロP×フリーBGM (@oyu_sound) May 29, 2022
ど う し て
問題の記事→https://t.co/sIq81fNbdb
>ど う し て
ホントですよ!!
ドメインパワーの都合でしょうね。精進します。
まとめ
どこまでセーフでどこからアウトかの線引きは人それぞれだと思いますしそれで良いと思いますが、自分は自分に恥じない内容で引き続き記事執筆を続けていきたいですね。
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